「目に見えるものより見えないものを」の言葉を高校講堂で福井達雨先生からお聞きしてから早〇〇年。
念願叶い、本部より4人がお祝いに伺いました。
入口では懐かしい声と、お顔がそのままの福井先生がお迎えくださり、握手と記念撮影。
止揚学園にはなくてはならない、大きな存在になられた先輩の秋済恵子さん(高24）にもお会いし会場へ。

ステージもある大きなテント内のテーブルには生徒さんの「兄弟姉妹の会」が心を込めてご用意くださった手作りのお箸袋や生花の小瓶。
会は礼拝から始まり、続いて「みなさまに感謝して」と題して5人の方々がそれぞれのお立場からお話しになりました。

ステージ上の生徒さんたちと一緒に拝聴する間、福井先生がステージ下から皆を包み込むようなお声で茶目っ気たっぷりのコメントをされ、始終とても温かな空気に会場が包まれました。
学園の皆さん全員による「ブレーメンのおんがくたい」を拝見しながら、「万分の一でも千分の一でも相手を思いやる心が生まれたらそれが自立」「ためにではなく、共に歩もう」とお話しになった先生の言葉を噛みしめました。
「ちょっとここでお茶しない？」と言いたくなるようなお手洗いも拝借し、本当に気持ちよく整えられた学園内を見学すると嬉しい気持ちで一杯になりました。

そして、創立50周年の式典のために、お手伝いにかけつけられたご近所の方々や支援者の方々が、心から祝い、応援されている姿に感動いたしました。
同窓生として、微力でも止揚学園のために何かできたらという思いを胸に帰途につきました。

お祝いの会にお招きくださった学園の皆さまに感謝申し上げます。